槌の子(Tsuchi-no-ko):爬虫綱有鱗目トカゲ亜目
この個体も先の槌の子同様、和歌山、奈良の県境にて発見したものである。
外見上の差異は先の個体と比較しても殆ど認められず(体長の違いこそあるのだが)、おそらくは同種の槌の子と考えられる。
どうやら紀伊山地一帯には、ある程度の槌の子が棲息している様である。
今後の更なる探索によって、神秘のベールにつつまれた「槌の子」の正体が明かされて行くことを私は確信するのだが、このことによって心ない人間による干渉(不必要また必要以上の捕獲等)が増え、この希有なる種の激減や絶滅に繋がらないことを真に祈るものである。
採集年 2004年
サイズ B3 (364×515mm)
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