アバライカ 肋烏賊 : 頭足綱イカ目
パヤパヤ島海域に広く棲息するイカの一種。
胴体部と頭部にそれぞれ肋骨と頭蓋骨状の骨格を有するのが特徴。
本来軟体動物である頭足類は無脊椎動物であり、内骨格は持たないのだが、イカ類はその体内に硬質の骨格状器官を有し(コウイカの甲など)それが肋骨状に発達したものと考えられる。
これにより本種は外敵からの襲撃に対し、内臓器官への致命的な損傷を回避することが可能となり、この海域における繁栄につながったものと推測出来る。
尚、この海域の島嶼に住む現地人には、このアバライカの胴体部を加工し、いわゆるペニスケースを作りそれを装着することを習慣とする部族が存在するようである。
サイズ 10F(530×455mm) |
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